『ダージリン急行』 ★★★
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父の死をきっかけに絶好状態だった３兄弟がダージリン急行に乗って旅をして絆を取り戻すお話。３兄弟の役者さん、みんなかっこいいなーとよこしまなことを思いつつ、ちょっと不思議だけどいい感じの雰囲気でよかったです。激辛スプレーとか毒蛇とか笑えるところがポロポロ入ってて、大の男が３人でわいわいやってるのもなんだか可笑しい。意外な旅の目的地とか、それぞれが抱える問題とか、心の雪解けとか。よかったです。また見たい。
『幸せの1ページ』 ★★
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あらすじでは、潔癖症の冒険小説作家が孤島で暮らす父子の危機のメールを読んで助けに向かう…という作家が主役みたいにかかれてたと思うんだけど、この作家、何の役にも立ってない。でもそういう話を期待しなければ、とても楽しかったです。新種の微生物を探しに数日留守にした父、突然の嵐で遭難してしまう。父を待つ娘のところには海賊っぽいやつらが押し寄せてくる。ネタのためにメールのやり取りをしていた作家と娘。「どうしたら助けられる？」「島に来て！」ということでひっさしぶりに外の世界へ出ることを決心した作家。まずドアを開けるのに恐怖したり、空港で消毒ジェルを没収されたり。だんだんといろんなものが大丈夫になっていく様子は楽しかった。意味ありげな少年はすぐ出番がなくなった…。作家の心にいる冒険家が、作家を励ましたりするんだけど、他の人から見たら完全に一人芝居なのが滑稽。ていうか危ない人だ（笑） うん、わりと楽しめました。動物たちの活躍がいい！