『エクスカリバー/聖剣伝説』 ★★★
これは絶対ノーカット版で見るべきですよ…! 原題は「マーリン」という主人公の名前です。こっちのほうが作品の内容とあってます。魔法を使わない魔法使い、マーリンの生涯を描いた作品です。アーサー王はその途中に出てきますが、あくまで主役はマーリンです。
なんかこれ大好きですよ! 妖精とかそういうファンタジー部分の映像がすごく好き! 魔法使いの3段階が面白かったし、妖精が人間に普通に認知されてるところとかは、そのあたりの本(民話集とか)と同じ雰囲気でした。妖精の女王マブも、ケルト(かな?)の神話にちゃんと名前が出てくるし。きっとこれ細かいところまで練りこんであるんだろうな! とひとりで興奮しています(笑) 最後もね、「うわーい!」みたいな。やったぁ! ってかんじでした! 超お勧めです!
『エクスカリバーII 伝説の聖杯』 ★★
アーサー王亡き後の崩壊寸前のキャメロットを救うべく、師匠マーリンの遺志を継いだ弟子ジャックとその他が聖杯を探してさすらう物語。前作では聖杯はなかったので純粋な「続き」ではなくて、「もし聖杯があったら」みたいなアナザーストーリーのような。話としては前作のほうが好きかな。ていうかエクスカリバーは形容詞としてしか出てこないんですけど。これ何のために作ったんだろう…いや、まあ面白いけど。マーリンの笑顔に癒されます。男装の騎士の女優さんがすごい美人だと思いました。
『ポーラー・エクスプレス』 ★★★
すごく良かった! クリスマスイブの夜に見るのがおすすめ!
サンタを信じられなくなった年頃の少年が、深夜に現れた列車に乗って北極点を目指す。この列車がね、トラブル続きで疾走感がすごくて一緒になってドキドキワクワクしてました! 湖の線路を行くところが特に好き! 列車に乗り合わせた子供たちも、身近にいそうな性格で親しみを持てるし、CGなのに生身の人間のように感じました。わーっと楽しんで見たいから吹き替えでもいいけど、歌の部分はぜひ字幕で見たい。全体的にやわらかなあたたかな雰囲気で、たまにドキッとするシーンがあったり。すごーく楽しかったです!
『エラゴン 遺志を継ぐ者』 ★★
なかなか面白かったです。吹き替えの竜の声はイヤでしたけど。
選ばれた少年が、普通の少年ぽくて、それが面白味となってる感じで。「勇気があるがその何倍も愚かだ」とか「大いなる勝利だが、失ったものも大きい」とかそんなセリフが、しっかりとはまります。映像はまさに「剣と魔法のファンタジー!」ってかんじで大好きです。豊かな自然、素材感のある服、魔法、剣、などなど。ドラゴンの翼が鷹とか鷲の羽みたいだったのがちょっと違和感。
『モンスター・ハウス』 ★
偏屈なおじいさんの家は生きていて、近付く者をみんな食べちゃうんだ…! というCGアニメ。思った以上に子供向けでした。退治しなくっちゃ、とズッコケ3人組が立ち向かうのですがなかなか勝機が見えず。ひとまず撤退したところに現れたその人は意外な事実を明らかにした。その意外な事実を見て、カフカの「断食芸人」を思い出したりして。この部分は教育上よくないんじゃないかなぁ。ベビーシッターもイヤな感じだし。文化とかそういうものの違いなんだろうけど。映像は好きだけど、もっと怖い話だと思ってたぶん、ちょっとあっさりしちゃったかなー。
『ナイト ミュージアム』 ★★★
面白かったー! なにも考えずに楽しい! 最後の懐中電灯に注目ですよ! 新しい作品だけあってキレイな映像で、キレイというよりはいつでも面白いが前に来ちゃうけど、ドタバタしててとにかく楽しかった。夜の博物館には不思議な力が満ちていて。ダメ親父の奮闘物語も、なかなか好感もてました。子どもが可愛い。ファミリー向け色がちょっと強いかなと思いましたが、楽しめました!
『ハウルの動く城』 ★★
原作を読んでみたいと思いました。ちょこっとレビューを見た感じだとファンタジー+恋模様、みたいですけど。そこらへんがどうかなー、と。でも面白そう。
映画は面白かったけど、思ってたのとちょっと違った。見てて楽しい、火の悪魔かわいい、弟子かわいい、魔法面白い、とかいいところはたくさんあるんですけど、つぎはぎみたいな印象でした。何度か見ないとわかんないのかもしれません。ソフィーの性格に統一感がないというか、出だしの大人しめな少女はどこへ。呪いのせいだろうとは思うんですけどね、いきなりの変わりようについていけませんでした。あと個人的には声もちょっと…。ハウルはかっこいいんだか悪いんだか(笑) うーん、でもやっぱり面白かったです。これを書いてるのは1回見終わったあとなんですが、また見たい、もっと見たいと思ってます。きっと奥が深いんだ。
『ロード・レノックスと秘密の城』 ★★
夏休みに科学者の祖父を訪ねた孫とその友人。祖父が暮らすのは歴史ある城で、どうやら何かに護られているらしい。
映像とかがすんごいショボい。面白いのに勿体無い! でもその映像の荒さとかが児童書の挿絵を見てるようでもあります。古い作品なのかなと思ったら「ハリーポッターや指輪物語に続く…」とかテロップが出て「えー」って感じでした。
シリーズ3作くらい出てるのかな? 今回は導入というか「こんなところで、こんな人たちがいるよ」というような。起こった出来事に対してその理由を想像しながら見るような、謎がたくさんあった気がします。続編で明かされていくのを期待。
科学者の発明を狙う敵や、敷地に入ろうとする観光客などを撃退する「光の騎士」が(映像はともかく)かっこいい。白いフクロウも活躍します。人物も個性があって楽しいです。
『ワンダーランド ロード・レノックスと光の騎士』 ★★
今回は黒薔薇城に住む一族とその研究の秘密について明らかになりました。金のために研究結果を盗もうとする悪党も引き続き頑張ってます。前回から思ってたんですが、光の騎士が護ってるわりには盗聴機が多すぎやしませんか。研究室も覗かれ放題ってどういうことですか。映像のほうはさらにしょっぱくなってました。でも、「刺さると嘘がつけなくなる弓矢」は面白かったし、レノックス卿がこっそり跡をつけてきた子供たちに笑顔で「怒るもんか。好奇心とは知性の表れだ」(意訳)と言ったところがすごくよかったです!
これ、児童書で読んだらすごく面白いと思います。でも、卿の孫の友達が「親友なんだから秘密を教えろ!」と言ったのはあんまり好きなかたちの友情ではないので、ちょっと友達のほうがキライになりました。そしてサブタイトル? の光の騎士については何の進展もなかったです。
『ワンダーランド ロード・レノックス 最後の冒険』 ★★
レノックス卿が大学へ戻り、子供たちが光の騎士の砦に行っている隙に、卿の研修成果を盗もうとする悪人たちが黒薔薇城に潜入。雇われ工作員のスミスは相変わらず頭が悪いというかツイてないというか…でも、憎めないキャラで好きでした。そして肝心なときに役に立たない光の騎士。でもお話の終わり方は好きでした。卿が孫にいつか研究を受け継いでくれと言うんですが、そのとき「わしがいつか死んだら」という言葉に対して「そんなこと言わないで!」って孫のボビーがちょっと必死に答えるんですけど、プチ感動しました。
全3作見て、いろいろダメなところはあるんだけど、なんか好きだな、と。光の騎士って結局なんなのというすっきりしないものもあるし、いつか本で読みたいです。あれば。
『ナルニア国物語 VOL.1 第1章 ライオンと魔女』 ★★
楽しく見ました。女王の二刀流がかっこよかった! 乗り物や小物もキチンと作ってあって、動物もたくさん動いてて映像だけですごく好みでした。戦争に巻き込まれないようにと親元を離れた4兄弟が、衣装箪笥の奥に広がる「ナルニア国」で予言の王たちとして戦いに巻き込まれていく。次男の浅はかさ・自己中心さにちょっとイラっときました。ものすごく仲がいいようには見えなかったけど、無事を喜び合っての抱擁はやっぱり「じーん」ときます。サンタからのプレゼントであんまり使ってないのがあったけど、それは次章とかで使うのかな? 魔法もあったりして「ファンタジー!」って感じです。いろいろあったけど最後は幸せでよかった。けど、本来の居場所に帰ることを忘れちゃうってのはどうなのかな。ナルニアにいる間は時間は進まないとしても、記憶から消去ってのは…。父さん母さんが泣くぞ…、と最後でちょっとだけ「えー」と思いました。
『ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛』 ★★
うーん、けっこう切ないシーンとかあって、戦争って辛いなぁ…と。お兄ちゃんは騎士道をもってるみたいだけど、普通に暮らしてる男の子が戦争の指揮をとらなければいけないのって辛いと思う。攻めても守っても味方が死んでいく。自分も敵を殺さなければいけない。うーん、重い。映像はやっぱりキレイですねー。ネズミとかイタチとか可愛いかった!
『ビッグ・フィッシュ』 ★★
ややこしかったり、現在と回想がコロコロ入れ替わったり、回想がやたら細かく長いよと思ったりしましたが、最後に全部つながったときには思わず「ぅおー!」と叫びました。すごい! 面白かった!
社交性が服を着て歩いているような父は、話を大げさにして、時には創作を交えて人々に聞かせて、誰からも好かれるような人だった。息子も子供の頃まではその話を信じていて、信じていたからこそか裏切られた気持ちになって、作り話をする嘘つきな父親だと軽蔑するようになった。ところが嘘だと思っていた父の話を裏付ける書類が出てきて、本当のことがわかってきた。父の死を間近にして、分かり合えることができるのだろうか。不思議で素敵なお話です。
『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』 ★★
なんか正直ちょっとがっかり…。2番目を1回しか見たことがなくて内容をよく覚えてなかったって言うのもあると思うけど…。ジャック船長の幻覚が見えるシーンはぶっちゃけ大失敗だと思いました。なんか、白々しいっていうか幻覚なのにはっきり見えすぎ。ジャックが幻覚をはっきり見るのはいいとしても、観客にもずっとはっきり見えてたらなんか手抜きっぽいよ、と思ったわけです。まあ、そんな細かいところはいいんですけど。いきなりいろんな船長が出てきて、個性の強さは必要以上っぽく感じてしまった。でも地図の謎解きはところは面白かった! ちょっと冒険しつつ気ままに略奪するぜ☆ みたいな軽い話がよかったな…、という好みの問題ですね。シリーズの中では1だったら文句なしに大好きですよ!
『ニーベルングの指環』 ★★
思ってたのとちょっと違ったけど、面白かったです。欲が身を滅ぼす話。鍛冶屋のシーンが最高でした。
打ち滅ぼされた王族、唯一の生き残りジークフリート、名工に拾われ素晴らしい青年に、隕石、占い、運命の出会い、再会の約束、剣を王に献上、王子に絡む、ドラゴン退治、ニーベルング族の秘宝、王に気に入られる、姫が鍛冶屋に恋をする、魔法の身代わり頭巾、恋成就の秘薬、運命の道筋がずれる、王のために尽力、想いが複雑に絡まる、最後はみんな死ぬ。という流れで。
姫がいちばん欲深く罪深いかんじですが、すべてはニーベルングの呪い、らしいです。ジークフリートが死んだのは愛情のもつれ、ではなくて宝を外へ持ち出したことによる呪い、つまり自業自得らしい。すべてつながってる、という意味ではそうだなと思うけど、ちょっとわかりにくいかも? 宝を自分のものにしなければ、宝を奪うために姫が利用されることもなくて、運命の相手がかわることもなくて…と考えていくと、やっぱり「宝の呪い」なのかなと。
人間模様とか、鍛冶屋のシーンとか小物とか面白かったです。指輪物語的なものを期待すると外れます。昼ドラ的な面白さです。
『アーサーとミニモイの不思議な国』 ★★★
楽しかった! ファミリー向け、子供向けの色が濃いですけど、何も考えずに見れば最初から最後まで楽しいのが続きます。踊ったりが入るとシラケちゃう人はご注意ですけど。
少年アーサーは祖母と2人暮らし。探検家? の祖父は行方不明、両親は仕事で滅多に帰ってこない。寂しいけど飼い犬とおばあちゃんと、おじいちゃんの探検記があるから大丈夫。ところがある日、借金の支払い期限だといって後2日で家を追い出されることになってしまった。そこでアーサーは祖父が隠したとする宝を探すことにした。
ここで地面の下の小人の国に行くんですが、その部分はCGなのです。すごくレベルの高いCGで、ミニトマトの皮がちょっと破裂した感じとかすごかったです。いろんなものの質感を見てるだけでも楽しかった。たまにツッコミ入れたくもなりますけど…、楽しい映画でした!
『ホーンテッドマンション』 ★★
ファミリー向けすぎてイマイチだった…。CGはすごいし、いい話だと思うし、アトラクションと同じだーとおぼろげな記憶をたぐりよせつつ楽しめはしたけど。ホラーよりはコメディ。
『ベオウルフ/呪われし勇者』 ★★
これ、全部CGなんだっけ? 髪の毛とかすごいけど、指先とかはやっぱりちょっと違和感でした。
宴の最中に化物に襲われ壊滅的な被害を受け、それ以来、閉ざされた城として化物を倒してくれる勇者を待っていた。そこにやってきたのがベオウルフ。若く猛々しく勇ましい。化物が武器を持たないからって自分も全裸に。絶妙な隠し加減で見事討ち果たすも、母を倒さなければ解決しないことがわかった。それにも勇敢に立ち向かうベオウルフ。ところがどうしても倒せない。そこで持ちかけられた取引に応じてしまう。これが呪われしの所以ですか。でも悪い取引じゃなかったのでしばらくはうまくやっていた。けれどある日、ドジっ子従者が取引として母に渡したものを知らずに持って帰ってしまった。怒る母、返しに行っても聞かず、取引により生まれた化物との戦いが始まる。
面白さは普通かな。全裸の戦闘が楽しかったです(笑)
『WOLFHOUND』 ★
ちょっとわかりにくかったなぁ。両親を殺された復讐のために立ち向かうわりと王道なお話。悪の親玉を倒せる武器を作る一族が滅ぼされ、唯一の生き残りである主人公の少年は拿捕されてしまう。決闘で勝ったのかなんかで解放されて、2人の仇のうち1人を倒すことができた。もう1人は手ごわく、また倒したのが内部分裂していた敵の主要人物だったこともあり、政治的にも影響を及ぼしてしまう。仲間も増え、護衛に雇われた姫にも信頼されていき、復讐だけではなくなった旅を続けることになった。最後はもうなんか戦って、神に祈って、勝って、バンザーイ! みたいな。最初の、一族が滅ぼされるシーンは痛くて見てられないくらい釘付けでした(どっち)。でもそのあとがなぁ。あ、でも、部族が魔女裁判してるところは絵的にも面白かったです。ドンドコ太鼓叩いたり。
『ライラの冒険 黄金の羅針盤』 ★★
動物可愛い。鎧熊かわいい。飛行船のおっさん格好いい。ファンタジーなのかSFなのかどっちだと思いつつ。人の魂が動物の形で肉体と共生している世界。肉体は人格・意思を持って魂の主人のように、魂も気持ちや言葉を持ってどちらかといえば肉体に従うような。魔女がいて、パラレルワールドがあるとされて、なんでも教えてくれる羅針盤があって、剣と魔法で戦ったと思えばハイテク実験施設があったり。いくつかの団体があって味方だったり敵だったり。ライラがだんだん可愛くなっていった。お転婆だけど機転の利く子ですね。私はもっと「剣と魔法のファンタジー!」って感じのものが好きなので、普通でした。普通に面白かった。
『ティム・バートンのコープスブライド』 ★★★
これが人の手によって作られてるんだ〜と思うと、すごいなーと感心するばかりです。新郎が結婚式の宣誓の練習を夜の森でしていたら、新婦の手の代わりにした枝だと思ったものはなんと女の死体の指だった。ゾンビの女に結婚を迫られワーワーと。登場人物の気持ちの変化とか、やけに明るい死後の世界とか、色の少ない現実とか、ざまーみろというオチとか、キレイなラストとか。映像が目蓋に残ります。
『スターダスト』 ★★★
おっもしろかったー! 予告を見たときは壮大なファンタジーっぽかったんですが、けっこうコミカルでした。お嬢様に好意を寄せるヘタレ青年の成長物語。村はずれの壁の向こうは異世界の国が広がっている。その国王が死に際に放った継承者が持つべきルビーは宇宙にまで飛び出し、金星である美しい女性を巻き込んで地上に落ちた。あの流れ星の欠片を君にあげるよと壁を越えた青年。流れ星の力で若返ろうとする黒い魔女たち。ルビーのついでに流れ星の力もいただこうと目論む王子。青年を助けてくれた空飛ぶ海賊のオカマ船長。それぞれの目的のために駆け回ります。魔法を使うたびに年老いていく魔女のため息が笑える。けんかばっかりの青年と金星。壁を守る老人。魔法っぽい魔法は惹きつけられます。ラストも幸せいっぱいでよかったです!
『アルビン/歌うシマリス3兄弟』 ★★
ちょっとなー、予告を見すぎて期待しちゃってました。シマリスは可愛いし、ほのぼのするところもたくさんあるんだけど。これ、絵本が元になってるんですよね? 変に現代を意識しすぎて、それが雰囲気ぶち壊しだと思いました。山で暮らしていたシマリス3兄弟が登っていた木が伐採されて都会へと運ばれていった。気がついたらビルの中にいた3兄弟、あわやというところでバスケットに潜り込み、売れない作曲家の家へと連れられていく。歌の上手な3兄弟と作曲家は利害の一致で手を結び、どんどん有名になっていった。このまま上手くいくのかな、と思ったところへ儲け主義の社長から魔の手がのび、3兄弟と作曲家は引き離されてしまう。失って初めてわかる大事なもの、ということで、作曲家は3兄弟を取り替えそう! と立ち上がるのだった。うん、もっと素朴な映像だったら好きだった…。
『アルビン2 シマリス3兄弟vs.3姉妹』 ★★
1を見たので借りてみた。く、甘えん坊の末っ子が可愛い…。不覚にも改心する長男にじんわりきたりして。シマリスが学校に通ったり、ライバルの3姉妹がでてきたり、歌ったり踊ったり。楽しめました。
『スパイダーウィックの謎』 ★★★
面白かったです! フレディ・ハイモアくんが好き。壮大な世界のファンタジーじゃなくて、冒険の舞台は家の周り、ていうのがまた良かったです。大大おじさんが遺した「妖精図鑑」、悪い妖魔に狙われているから隠して封印しておいたのに、少年の好奇心によって破られてしまった。妖魔を目にし、家族や平和を守るために少年たちは立ち向かう。
舞台は現代(ちょっと田舎?)なんだけど、そこへファンタジーなモノが違和感なく、ちょっと居心地悪そうに存在して、妖魔の弱点だからとトマト爆弾で戦ったりとか。最後の騙しはみえみえだったけど、伏兵には「おぉっ♪」となりました。面白かったですー!
『紀元前1万年』 ★
うーん、私はいまいちだったなぁ。似たようなのでアポカリプトのほうが面白かったかも。
狩りをして暮らしている一族。ある日突然謎の部族が現れて仲間を奴隷として連れて行ってしまった。そこには主人公の愛する人もいて。逃れたうちの戦士たち数人は仲間の奪還に向かった。
ちょこちょこと印象に残ってるシーンはあるんですが、なんかこう、うーん。サーベルタイガーのシーンはトイレに行ってて見てません(^^; マンモスは見たけどCGうんぬんよりは「わぁ、たくさんいる♪」ほうに目が行ってました。
『ドラゴンハート』 ★★
なんというか、すごくいい映画…らしいんだけど、なぜか軽い印象が残っています。個性的な登場人物(特に詩人を目指すモンク)とか、落ちぶれ騎士と最後のドラゴンが手を組んで「ドラゴン退治」といって人々からお金を騙し取るとか、そういうシーンが強く残ってるせい…かな? 優しい王子と教育係の騎士。戦で深手を負った王子はドラゴンに心臓を半分わけてもらうことで命を取り留めた。良い王になるという約束だったが、残虐の限りを尽くす王になってしまった。その心の変化をドラゴンの心臓のせいだと考えた騎士はドラゴン退治を決意するのだが、いつしか金のために竜を殺す流れ者へと落ちぶれていった…。ここからモンクに会ったり最後のドラゴンと手を組んだり村娘を拾ったりして、使命に向き合っていく。ラストはちょっと切なかったなぁ。何度も見たいって感じではないけど、思い出してみるとやっぱり面白い映画でした。むしろ何度も見て味わうべきなんだろうか。
『ジム・ヘンソンの不思議の国の物語』 ★★★
タイトルが悪い。不思議の国っていうからトリップでもするのかと思いきやそうでもなく。不思議なことは起こってるけどね。不思議の国、っていうのは違うんじゃないの。それはともかく、フレディくん目当てでした。今まで見たのと比べると、ずいぶんやんちゃというか利かん坊というかでちょっとびっくり。でも最初に、戦争に行ってしまうお父さんにぎゅっとしがみつくところとか、きゅんときます。5人兄弟が親戚のところに疎開して、秘密の扉から不思議な生き物に出会って、すぐに消えてしまうんだけど願い事をかなえてもらいながら、ドタバタしつつ少しずつ気持ちも変わっていく。優しいお話。
『ドラゴン・キングダム』 ★★★
この2人の共演ていったらもう見るしかない、て感じで。楽しかったです。現代から異世界へ行く構図で、人のつながりが面白かったー。主人公はいじめられっ子のカンフーマニア少年。チャイナタウンの海賊版DVDを売っているお爺さんと仲がいい。それを知ったいじめっ子たちがお爺さんの売り上げを狙って、少年に片棒を担がせる。お金だけが目当てだったのに思わず大怪我を負わせてしまい、いじめっ子たちは少年の口も封じようとした。揉みあっているうちに屋上から落ちてしまった少年、気付けば知らないところにいた…。持っている物は「本来の持ち主に返すべき如意棒」だけ。
孫悟空を助けて元の世界に返してもらおう、という話。そこにそれぞれの事情とかが絡まります。強い2人は最初、敵対するけど誤解が解けてからは同行することに。お互い張り合ってるのが楽しかった。しかし登場人物の総じて濃いこと。敵の刺客の女の人(魔女だったかな)が浮くくらい濃かった。親の仇を討ちたい女の子もいて、この子別にいらないんじゃないの…? と思ってたんですが、最後で! きたー! みたいな。うん、後味のとってもよろしい楽しい映画でした!
『ナニー・マクフィーの魔法のステッキ』 ★★
母親をなくしてから世話係にやりたい放題の子供たち。何人だっけ、ずいぶん子沢山でした。魔法のステッキを使ってやや強制的に就寝させたり「お願いします」を言わせたり。だんだん心を開いていく過程、特に長男(だったかな)が見所ですねー。葬儀屋の父の同僚も面白い。世話係の容姿がだんだん変わっていって、普通に見てただけじゃ見逃してしまう変化もあって、その解釈はいろいろだそうです。最後も丸く収まって、ああよかったーと見終われます♪
『こま撮りえいが こまねこ』 ★★
可愛い〜☆ youtubeで見かけて可愛いなーすごいなーとずっと気になってました。すっごいクオリティ高い。合間に入ってる、こまちゃんが何かを追いかけてたりするのはまあちょっとアレですが、全編をパッケージのようなのにするのは大変なんだろうな〜と。ストーリーはいい意味で子供向け。セリフは「にゃーにゃー!」でも言いたいことがわかるのシンプルさ。ほのぼのしてて、それぞれの気持ちを慮ったり。ステキなえいがでした。雑貨とか細かいところも見て楽しいです。とにかく可愛い!
『ティンカー・ベル』 ★★
非常に教育的な内容でございました。キレイで可愛くてステキだったけど。妖精の生態がわかるのかな〜と期待してたんですが、ディズニーの妖精のいろいろがわかります。民話とかの妖精とは違うぽい。自分の才能を地味だ何だと気に入らなくて、華やかな才能に憧れて自分の仕事をほったらかすティンカー・ベル。自分にだって華やかな仕事が出来るぞと、友達に協力してもらってあれこれ挑戦するのはすごいバイタリティー。高飛車ないじわる妖精の妨害も。大きな失態をやらかして、本来の才能を生かして挽回、自分に自信も持ててよかったねー。
『アリス・イン・ワンダーランド』 ★★★
面白かった! 原作のパロディ的なものなのかなーとちょっと憂鬱だったんですが、やっぱりいろいろ気になるものがあったので見てみたら、原作の13年後くらいの設定で、でも最初ははっきりそういってるわけでもなくて、良い意味で「あれれ?」と思いながら世界に入っていけました。いろんな葛藤の中で、ワンダーランドを救ったり、本当の自分を取り戻したり、とってもいいお話! 映像もきれいだし、キャストも好きな人が多かったなー。白の女王様の優美さには笑えましたw
『インクハート / 魔法の声』 ★★
魔法舌、という設定はすごく好き! 物語に命を吹き込むことが出来て、嵐のシーンを朗読すれば、嵐を呼ぶことが出来る…とか。でもそんなに好きって感じではなかったかな〜。それぞれが自分のことばかりですごく人間臭い、ご都合だなぁ、ていう印象が強い…かな。
『ドレスデン・ファイル』 ★★★
現代魔法ファンタジー。面白かった! とっても! 魔法使い、と看板を掲げるハリー。仕事は探偵のような感じだけど、やり方は普通じゃない。その魔法っていうのが、ただ呪文を唱えるだけじゃなくて、粉とか石とか使って見せてくれるので楽しい♪ 魔法使いを統制する組織とか、最初は説明がなくてちょっとハテナなんだけど、じわじわと明かされていくのを楽しむ感じで。相棒の女刑事は魔法を頭から否定、だけどハリーの不思議な何かは信じてるような。骸骨に住む幽霊とか、父親とか気になるところもたくさん。魔法の杖の充電方法とか、ツボなところがたくさんありました。面白かった!
『トイストーリー』 ★★★
おもちゃはほんとは生きていて、人間が見ていないときに動き出す。
いまさらだけど見てみた。おもしろかった。おもちゃを大事にする子供アンディ、特におきにいりだったカウボーイ人形のウッディ、新入りの宇宙ヒーロー人形バズ、隣の破壊的な子供シド、たくさんのおもちゃたち。新入りに自分の居場所をとられたと思ったウッディは、ちょっと意地悪してやろうとしたら、勢い余ってバズが家の外に飛び出しちゃった。そこから大冒険のち、和解、帰還などなど。緑のちっちゃな軍曹と部下たちがすごい好きでしたw
『ロビン・フッドの戦い』 ★★
そーいえばロビン・フッドってちゃんとは知らないなーと。冒険とか弓とか、なんとなくのイメージしかない。ということで借りてみた。守衛隊長? だった父を殺され、その現場を目撃した息子は、ロビン・フッドと名乗り義賊となって森で暮らしていた。仲間や隠れ里もあって、なかなかの人気っぷり。それをよく思わない城の悪いやつらからいろいろ謀られたり、結婚がイヤで逃げてきたお嬢さん(でも実は幼馴染)とか、太陽を浴びると怪物になる娘さんとか、異界の森の人々とかいろいろ。戦闘シーンはもっさり気味。面白くなくはない…てかんじでした。
『魔法使いの弟子』 ★★★
なかなかよい娯楽ファンタジー。現代に生きる魔法使い、野望と阻止。舞台は現代だから、風景や弟子たちはとても現代的なんだけど、師匠たちの服装や考え方、魔法の使い方がとても正統派というか懐かしさを感じるというか。
ストーリーよりも映像がとってもよかった!