お友達(担任教師)のオススメ
『やじきた学園道中記』
こちらも何度読んでも飽きないですねぇ。滅法強い女の子2人組みが、切っても切れない縁で学園を渡り歩いて悪を成敗する痛快ストーリー。男よりも漢らしい2人が格好よくて大好きです。こんな風になりたい、というよりはこんな友達欲しい、なぁ。
ラスボスとの決着はまだまだ着きそうにないけど、その分たくさん活躍が見れると思えばそれもまた良し、です。絵がすごく動きがあって、立ち回りのシーンはすごい! 腕や脚の動きが接ぎのコマに繋がっていて、流れるようです。
連載再開以降のはそこまでハマれなかったけど、好きには好きです。
『はみだしっ子』
すごい。とにかくすごい。親に縁のない4人の子供達が身を寄せ合って生きていく。いいことばかりではないけど、優しい人と出会えたりキャンプに参加したり。ところがある日、取り返しのつかない、けれど悪意も意識もない罪を犯してしまう。そこから道が逸れ始めた。加えて4人を養子にしたいという夫婦が現れて、罪を隠す者と自分一人で贖おうとする者との間に亀裂が入った。辛くとも楽しかった日々はどこに行ったんだろう。
もー! とにかくすごい! 名作です。
そのほかの少女漫画など
『聖・ライセンス』
すごくいい。アンジェリーク的な話らしいですが、けっこう深いところを突いてきます。ときどき読んでて恥ずかしくなったりしますが…。すごくお勧めです!
祈りとは期待をすることではない、というのがなかなか出来ない主人公が。目の前で死に掛けている人を助けたくて祈るんですが、どうしても助けてと期待をしてしまう。それでは祈りにならない、だから祈りが届かない。焦って必死になって葛藤して…、というシーンが印象的です。
可愛いくて優しい女の子が顔のいい男の人に囲まれてますが、それ以上に引き込まれるものがあります。
『赤ちゃんと僕』
かーわーいーいー! そして泣けます! たまにでてくる夢の話はあんまり好きではないんだけど、たまにだから気にしないことにしてます。
事故で亡くなったお母さんの代わりになろうと頑張って小さな弟の面倒を見る、というのが主軸です。お兄ちゃんがいい子でね〜、思わずお父さんもホロリですよ。いろいろ思い悩みながら成長していく姿がいい。理解者だけじゃなくてそれを偽善とののしったり、いろんな立場の目線があって単調な感動モノではないなと思います。保育園のお友達も元気いっぱいで可愛く楽しいです。そこにも子供なりの苦労とか思いとかが織り込まれてます。
何度読んでも可愛く泣けるおすすめ本。
『フルーツバスケット』
予想に反して面白かった。現代和風ファンタジーっていうのかな。動物に変身してしまう呪いがどうとか、顔のいい人しか出てこないとかに、一歩引いてたんですけど。立ち読みしてみたら面白かったのです。ちょっと引くところもあるけど(笑) 純粋な気持ちで読むととてもいいと思いました。
『おまけの小林クン』
売っちゃったんですけどね…。でもけっこう好きだったなぁ。脇役であるクラスメイトにも焦点を当ててたり、それぞれトラウマ的なものがあったり。歳を取るごとに読むのが辛くなってきたけど。けっこう一生懸命恋してます。そーいうのは苦手です。でもいちばんの根っこはそれではないので買い続けてました。悔いなし。
『生徒諸君!』
思春期の煌めき、若い力、命の輝き、その陰り、愛の深さ、そんなものがたくさんつまったバイブル的な作品かなぁ。気楽には読めないというか…。眩しくて、辛くて、時代に合わなくて…もちょっとあるけど。続編はドラマチック過ぎて途中でやめてしまった。